2007年06月19日 10:18
聖母子と二人の奏楽天使
聖母子と二人の奏楽天使
コレッジョ 1489年頃?1534年
板 油彩 20.0x16.3cm フィレンツェ、ウフィツィ美術館
板 油彩 20.0x16.3cm フィレンツェ、ウフィツィ美術館
伊豆高原 【天使のいる回廊 天使巡礼 天使堂】 門番 追夢人
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コメント一覧
6. Posted by 追夢人(ついむと) 2007年06月23日 02:48
Fu さま
こんばんは!
貴重なお時間を割いてお答えくださり、ありがとうございます♪
>気が付かないということは大々的には売っていないのではないかと。
そうですか。それを聴けてひとまず安心です。というのは外国のお土産店にマリアさまのイコンがたくさん並べられている写真が、少し前の古いアンティーク雑誌に載っていたりするものですから、なかにはよくできたお土産品の絵画もあるのかなとも思いまして。
>肉筆の複製画はミュージアムショップでは見たことがないと思います。
>あれは確か専門の業者がいるんですよね?
>手間がかかるので注文を受けてから作るって聞いたことがあるような・・・。
専門の商売でも肉筆の複製画の量産は難しそうですね。
>美術館で模写している人はたくさん見かけますが・・・
あちらの美術館では館内での模写を許されているのですね。模写はそれなりに多そうですね。それがめぐりめぐってフリーマーケットや蚤の市に出てくることは有るかも知れません。肉筆の模写なら、できばえの良し悪しは、ある程度見極めればよいことなので、そう心配することはなさそうです。
いろいろと貴重なお話を教えていただきとても参考になりました。不安が晴れました。お忙しいところ本当にありがとうございました。
こんばんは!
貴重なお時間を割いてお答えくださり、ありがとうございます♪
>気が付かないということは大々的には売っていないのではないかと。
そうですか。それを聴けてひとまず安心です。というのは外国のお土産店にマリアさまのイコンがたくさん並べられている写真が、少し前の古いアンティーク雑誌に載っていたりするものですから、なかにはよくできたお土産品の絵画もあるのかなとも思いまして。
>肉筆の複製画はミュージアムショップでは見たことがないと思います。
>あれは確か専門の業者がいるんですよね?
>手間がかかるので注文を受けてから作るって聞いたことがあるような・・・。
専門の商売でも肉筆の複製画の量産は難しそうですね。
>美術館で模写している人はたくさん見かけますが・・・
あちらの美術館では館内での模写を許されているのですね。模写はそれなりに多そうですね。それがめぐりめぐってフリーマーケットや蚤の市に出てくることは有るかも知れません。肉筆の模写なら、できばえの良し悪しは、ある程度見極めればよいことなので、そう心配することはなさそうです。
いろいろと貴重なお話を教えていただきとても参考になりました。不安が晴れました。お忙しいところ本当にありがとうございました。
5. Posted by Fu Shusei 2007年06月22日 12:48
こんにちわ(^^)
>外国で有名絵画の複製が売られているのをご覧になられたことがありますでしょうか?
私はミュージアムショップに立ち寄るくらいで、街のアートショップには行かないのですが、ミュージアムショップで目にしたことがあるのは、のぺっとした印刷の複製が殆どです。ジグレー版画は・・・どうでしょう?あまり意識して見たことがないのですが、気が付かないということは大々的には売っていないのではないかと。中欧の美術館には、日本のミュージアムショップみたいな高価なDVD販売の営業さんとか複製画の業者の人とかあまりいないんですね。
肉筆の複製画はミュージアムショップでは見たことがないと思います。あれは確か専門の業者がいるんですよね?手間がかかるので注文を受けてから作るって聞いたことがあるような・・・。美術館で模写している人はたくさん見かけますが・・・彼らはお勉強で描いてるのかと思ってましたが、もしかして販売用に模写してる人たちも中にはいるんですかね・・・(模写のおじさんに阻まれてフェルメールがよく見れなくて怒った人がここにいます 笑)
>外国で有名絵画の複製が売られているのをご覧になられたことがありますでしょうか?
私はミュージアムショップに立ち寄るくらいで、街のアートショップには行かないのですが、ミュージアムショップで目にしたことがあるのは、のぺっとした印刷の複製が殆どです。ジグレー版画は・・・どうでしょう?あまり意識して見たことがないのですが、気が付かないということは大々的には売っていないのではないかと。中欧の美術館には、日本のミュージアムショップみたいな高価なDVD販売の営業さんとか複製画の業者の人とかあまりいないんですね。
肉筆の複製画はミュージアムショップでは見たことがないと思います。あれは確か専門の業者がいるんですよね?手間がかかるので注文を受けてから作るって聞いたことがあるような・・・。美術館で模写している人はたくさん見かけますが・・・彼らはお勉強で描いてるのかと思ってましたが、もしかして販売用に模写してる人たちも中にはいるんですかね・・・(模写のおじさんに阻まれてフェルメールがよく見れなくて怒った人がここにいます 笑)
4. Posted by 追夢人(ついむと) 2007年06月21日 19:01
Fu さま
こんにちは!
>イオ(IO)という作品で、ゴレッジオの代表作です。雲に覆われている女性の絵…
>ゼウスの浮気話のひとつですが、イオのお尻の脂肪の付き方なんかが…
すぐ見つかりました。これはグラマー系の部類でしょうかね。ほんと生々しいです。
>…生理的にダメなので、ルーベンスとかファン・ダイクなんて直視できなかったり…
それはかなり重症ですね。お気の毒です。ルーベンスは凄すぎますね。ダメな気持ち、よくわかりますよ。お大事にしてください(笑)
>(クリムトなんか大好きだし)
クリムトの描く女性もかなりグラマー系ですけれど、こちらは引き締まっていて弛みがないのですね(笑)
>ダ・ヴィンチのスフマート技法…に影響を受けているようですよ。
そうなんですか! 専門的ですね?♪ 勉強になります。覚えていられるかなぁ(^^;
>ますます想いがつのっちゃいますよねぇ!
Fu さまはかなり外国にお出でになられて、外国で有名絵画の複製が売られているのをご覧になられたことがありますでしょうか?
上野のダ・ヴィンチ展では、美術館の売店で複製の額絵を販売していましたね。
それとは異なりますけれど、キャンバスに油彩インクでプリントアウトしたジクレー?の複製画が多いように想像しているのですけれど…。
またジクレーの複製画でもなく、紙に印刷された額絵のお土産品やポストカードの類でもなく、サイズは縮小されていても、有名絵画の肉筆による模写に近い油彩の絵が売られていたりするのでしょうか?
また、数えるくらいとか、かなり大量にとか、どのくらいの数で、売られているのか、ご存知ですか?
アンティークのお店の高額なゴレッジオの模写らしき油彩は、古びた板に描かれているのですが、それと同じような種類の絵が外国では今でもそれなりに数多く出回っていたりするのかと懸念もありまして。
一般の観光の人の目につく範囲でも結構ですので、もし何か参考になりそうなことがありましたら、お時間がおありのときで結構ですので、もしよろしければ教えていただけませんでしょうか?
こんにちは!
>イオ(IO)という作品で、ゴレッジオの代表作です。雲に覆われている女性の絵…
>ゼウスの浮気話のひとつですが、イオのお尻の脂肪の付き方なんかが…
すぐ見つかりました。これはグラマー系の部類でしょうかね。ほんと生々しいです。
>…生理的にダメなので、ルーベンスとかファン・ダイクなんて直視できなかったり…
それはかなり重症ですね。お気の毒です。ルーベンスは凄すぎますね。ダメな気持ち、よくわかりますよ。お大事にしてください(笑)
>(クリムトなんか大好きだし)
クリムトの描く女性もかなりグラマー系ですけれど、こちらは引き締まっていて弛みがないのですね(笑)
>ダ・ヴィンチのスフマート技法…に影響を受けているようですよ。
そうなんですか! 専門的ですね?♪ 勉強になります。覚えていられるかなぁ(^^;
>ますます想いがつのっちゃいますよねぇ!
Fu さまはかなり外国にお出でになられて、外国で有名絵画の複製が売られているのをご覧になられたことがありますでしょうか?
上野のダ・ヴィンチ展では、美術館の売店で複製の額絵を販売していましたね。
それとは異なりますけれど、キャンバスに油彩インクでプリントアウトしたジクレー?の複製画が多いように想像しているのですけれど…。
またジクレーの複製画でもなく、紙に印刷された額絵のお土産品やポストカードの類でもなく、サイズは縮小されていても、有名絵画の肉筆による模写に近い油彩の絵が売られていたりするのでしょうか?
また、数えるくらいとか、かなり大量にとか、どのくらいの数で、売られているのか、ご存知ですか?
アンティークのお店の高額なゴレッジオの模写らしき油彩は、古びた板に描かれているのですが、それと同じような種類の絵が外国では今でもそれなりに数多く出回っていたりするのかと懸念もありまして。
一般の観光の人の目につく範囲でも結構ですので、もし何か参考になりそうなことがありましたら、お時間がおありのときで結構ですので、もしよろしければ教えていただけませんでしょうか?
3. Posted by Fu Shusei 2007年06月21日 13:03
>へ?! どんなのかしら?
イオ(IO)という作品で、ゴレッジオの代表作です。雲に覆われている女性の絵ですので、検索ですぐ見つかると思います。
ゼウスの浮気話のひとつですが、イオのお尻の脂肪の付き方なんかが生々しくてヤなんです。実物もついうっかり(笑)美術館で見てしまって、やっぱりその作品は好きになれないと思いました。私、脂肪過多な女性の絵が生理的にダメなので、ルーベンスとかファン・ダイクなんて直視できなかったりします。好きな人には怒られそうですが、美術館ではいつも素通りです(^^ゞ エロティークな絵画はキライじゃないんですけれど(クリムトなんか大好きだし)、体脂肪が40%超えてそうなのは苦手です・・・。
>色使いも光に満ちて優しい感じです
ダ・ヴィンチのスフマート技法(輪郭線を入れずにぼかして描く画法)に影響を受けているようですよ。
>模写でよいのでいつか天使堂に飾れたらなぁ
そういう出会い、いいですね。
しかも2ページにもわたって細かく解説されたりなんてしたら、ますます想いがつのっちゃいますよねぇ!
イオ(IO)という作品で、ゴレッジオの代表作です。雲に覆われている女性の絵ですので、検索ですぐ見つかると思います。
ゼウスの浮気話のひとつですが、イオのお尻の脂肪の付き方なんかが生々しくてヤなんです。実物もついうっかり(笑)美術館で見てしまって、やっぱりその作品は好きになれないと思いました。私、脂肪過多な女性の絵が生理的にダメなので、ルーベンスとかファン・ダイクなんて直視できなかったりします。好きな人には怒られそうですが、美術館ではいつも素通りです(^^ゞ エロティークな絵画はキライじゃないんですけれど(クリムトなんか大好きだし)、体脂肪が40%超えてそうなのは苦手です・・・。
>色使いも光に満ちて優しい感じです
ダ・ヴィンチのスフマート技法(輪郭線を入れずにぼかして描く画法)に影響を受けているようですよ。
>模写でよいのでいつか天使堂に飾れたらなぁ
そういう出会い、いいですね。
しかも2ページにもわたって細かく解説されたりなんてしたら、ますます想いがつのっちゃいますよねぇ!
2. Posted by 追夢人(ついむと) 2007年06月20日 10:27
Fu さま
こんにちは!
いつもコメントありがとうございます♪
>・・・奏楽天使の特集をするつもりがすっかり忘れておりました・・・
想い出してよかったです♪ またお忘れになっても想い出してくださいね(笑)
>ねっとり系(笑)とグラマー系が苦手なので、ずっと食わず嫌いだったのですが…
へ?! どんなのかしら? 食わず嫌いって、皆ありますね?。
追夢人なぞは食う機会すら皆無に近いので、嫌いになるものもなく…、ひたすら好きなものだけを追いかけて、局所的な集中豪雨のように偏食…って、何を言っているのでしょう(^^;
>こちらの作品も色使いがやさしくていいですね。天使の髪の縦ロール(?)の描写が好きです。
髪の縦ロール! 眼の付け所が好いですね♪
聖母子や雲状のケルピム(智天使)の群れなど全体的に描き方がおおらかで、色使いも光に満ちて優しい感じです。天使の髪だけは、Fu さまの仰るように繊細に細かく描きこまれていますね!
ちなみに2000年に修復を施され2001年に上野の国立西洋美術館で開催された『イタリア・ルネサンス?宮廷と都市の文化展』に来ていたようです。現存するコレッジョ作品のなかで最も小さい作品なんですって。
昨年たまたま駅の改札口の前の古本の露店で買った図録集に書かれてます。実はその図録集を手に入れたのは、コレッジョのこの作品が載っていたからなのでした。というのは更にその数ヶ月前にこの模写とは知らずにあるアンティークのお店で見つけて、高価で買えないけれどほしくて仕方なかったのでした。この作品の所有の歴史などは小さな活字で見開き2頁にも渡って解説されています。模写でよいのでいつか天使堂に飾れたらなぁ(爆)
こんにちは!
いつもコメントありがとうございます♪
>・・・奏楽天使の特集をするつもりがすっかり忘れておりました・・・
想い出してよかったです♪ またお忘れになっても想い出してくださいね(笑)
>ねっとり系(笑)とグラマー系が苦手なので、ずっと食わず嫌いだったのですが…
へ?! どんなのかしら? 食わず嫌いって、皆ありますね?。
追夢人なぞは食う機会すら皆無に近いので、嫌いになるものもなく…、ひたすら好きなものだけを追いかけて、局所的な集中豪雨のように偏食…って、何を言っているのでしょう(^^;
>こちらの作品も色使いがやさしくていいですね。天使の髪の縦ロール(?)の描写が好きです。
髪の縦ロール! 眼の付け所が好いですね♪
聖母子や雲状のケルピム(智天使)の群れなど全体的に描き方がおおらかで、色使いも光に満ちて優しい感じです。天使の髪だけは、Fu さまの仰るように繊細に細かく描きこまれていますね!
ちなみに2000年に修復を施され2001年に上野の国立西洋美術館で開催された『イタリア・ルネサンス?宮廷と都市の文化展』に来ていたようです。現存するコレッジョ作品のなかで最も小さい作品なんですって。
昨年たまたま駅の改札口の前の古本の露店で買った図録集に書かれてます。実はその図録集を手に入れたのは、コレッジョのこの作品が載っていたからなのでした。というのは更にその数ヶ月前にこの模写とは知らずにあるアンティークのお店で見つけて、高価で買えないけれどほしくて仕方なかったのでした。この作品の所有の歴史などは小さな活字で見開き2頁にも渡って解説されています。模写でよいのでいつか天使堂に飾れたらなぁ(爆)
1. Posted by Fu Shusei 2007年06月19日 18:51
・・・奏楽天使の特集をするつもりがすっかり忘れておりました・・・
コレッジオは一番最初に見たのが、濃厚でねっとりした雰囲気の神話を描いた作品でした。ねっとり系(笑)とグラマー系が苦手なので、ずっと食わず嫌いだったのですが、彼の宗教画を見てから好きになりました。
きっとテーマごとの描き分けが上手な画家なんでしょうね。
こちらの作品も色使いがやさしくていいですね。天使の髪の縦ロール(?)の描写が好きです。
コレッジオは一番最初に見たのが、濃厚でねっとりした雰囲気の神話を描いた作品でした。ねっとり系(笑)とグラマー系が苦手なので、ずっと食わず嫌いだったのですが、彼の宗教画を見てから好きになりました。
きっとテーマごとの描き分けが上手な画家なんでしょうね。
こちらの作品も色使いがやさしくていいですね。天使の髪の縦ロール(?)の描写が好きです。