2012年06月06日

銅版画 直接技法(エングレービング、ドライポイント、メゾチント)

 銅版画の技法とは、原版作りの技法のことで、用いる彫刻刃や鉄筆などの道具によって、呼び名が異なります。
 原版はまっさらの薄い銅板に作ります。
 銅板を直接、ビュランという彫刻刃のドアノブの様な柄​を握って鋭い刃で線を刻っていく技法をエングレービング​と呼び、先が針の様な鉄筆(ニードル)で引っ搔くように​線描して、捲くれのある凹み線を付けていく技法をドライ​ポイントと呼びます。
 刃が弧状の包丁の様な刀(ロッカー又はベルソー)の柄​を握って揺り籠の様に左右に揺らして銅板全体にきめ細か​な無数の刻み(目立て)を入れてから、バニッシャーやス​クレーパーという鉄製の細長い耳掻きの先が尖った様な腹​で、その刻みを磨きならすようにイメージを作る技法をメ​ゾチントと呼びます。
 エングレービング、ドライポイント、メゾチントは、銅​板を直接、彫ったり、引っ搔いたり、目立てをするので、​直接技法とも言われます。


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