素材

2012年06月11日

絵は画家さんよりも、私よりも長生きするのです。

 現役の画家さんの惚れ込んだ絵を部屋に飾って、長年、生活を共にしています。
 絵を購入すると画廊や画家さんから個展やグループ展などの案内をくださる。絵を観に行って、展示会場の芳名帳に住所と氏名を記帳すると、次回また案内を送ってきてくださいます。画家さんがご活躍されていれば、その年月も長期になってきます。
 その都度、作品を購入できる訳ではないですが、展示会に長年に渡り足繁く通うと、画家さんとお会いする機会にも何回も恵まれ、中には親しくなることもあります。
 現役の画家さんの絵と共に暮らすということは、その親しい程度は様々ですけれど必然的に画家さんとのお付き合いともいえるのです。
 例えば、絵の保存状態の異変に気付いた時、その絵を大切にしていれば、家族が病気になった時、その身体を気遣うのと同様に絵の身体、素材や耐久性についてもしだいに関心が高くなってくるものです。
 引き継いだ責任もあります。そして、絵は画家さんよりも、私よりも長生きするのです。

tenshijunreitenshido at 04:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote