貴金属
2010年03月14日 01:44
ジュエリー(jewelry, jewellery)とは宝石のことですが、宝石の狭い分類として、ダイアモンド、ルビー、サファイア、エメラルドを四大宝石と呼ぶそうです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によりますと、貴石(Precious stone)とは、宝石の取引上の分類で、希少性や硬度を基準として、四大宝石に数種の宝石が加わるそうです。
産出量が少ない希少性では、アレキサンドライトに四大宝石を加えて、五大宝石と呼ぶそうです。
鉱物で最も硬いダイヤモンドを硬度10とすると、ルビー、サファイアは硬度9、エメラルド、アレキサンドライトは硬度8.5だそうです。ヒスイ、オパールは、硬度7未満でも、美しいので貴石とされるとか。
ただし、貴石の基準は、国や専門家で異なり、宝石業界内でも統一されていないようで、貴石以外の全ての宝石は、とにかく半貴石(Semi-precious stone)なのだそうです。
硬度7以上には、トパーズ、ジルコン、アクアマリン、キャッツアイ、トルマリン、ガーネット、ペリドットなどがあるそうです。
半貴石とされているのは、水晶、瑪瑙、ガーネット、アクアマリン、アメジスト、トパーズ、ペリドット、トルマリン、ラピスラズリ (瑠璃)、ターコイズ(トルコ石)、ムーンストーン、ヘマタイト、キャッツアイ、タイガーアイ、マラカイト(孔雀石)、黒耀石、ソーダライト、フローライト(蛍石)などだそうです。
ところで、コスチュームジュエリーというは、宝石でもなく、舞台用衣装などに合わせて見栄えがするようコスチュームに付けた、安価な金属、プラスチックやガラス、石や貝などを用いた模造品のことです。またラインストーン(rhinestone)は模造ダイヤの一種です。
参考までに、金やプラチナなどは、金属のなかでも貴金属とも呼ばれています。