量産

2011年12月05日

版画家でもない版画の量産

 ある程度、名の知れた、あるいは知れ渡った絵描きさんが​、版画家でもないのに、リトグラフなどの版画を売り出す​のは、知名度を背景に売り絵の量産体制に入ったというこ​と。

 景気のよかった頃は、肉筆画は知名度が上がるにつれて高​価になっても売れていたが、不景気になれば売れ止まる。​消費者の手の届きやすい価格にするために小品にして数多​く描き続けた。でも、もう歳もとったし、そんなの描く動​機も根気も続かない。

 愛好家の需要と言うより画商の要求だろう。そういう版画​は、画家の知名度を利用した画商の儲けを当て込んだ割高な売り​絵同然。そんなのに知名度だけで手を出す人は、作者の肉​筆画も見たこともなく、版画家の版画も知らない素人くら​いだろう。小金持ちの素人は御用心!



tenshijunreitenshido at 12:44|PermalinkComments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote