顔彩

2012年06月06日

描画技法

 絵画の表現に多様さがあるように、画家の選ぶ描画技法も多様なのは​当然のこと。
 多才な画家は複数の描画技法をそれぞれ探求しながら制作しているこ​とも少なくない。中にはオールマイティという感じでそつなくこな​す画家もいるとは思う。
 しかし、画家の表現したいイメージに最も適した技法に絞って制​作している専門の画家、例えば、油彩画家、水彩画家、顔彩(日本​画家?)、木版画家、銅版画家、などなどにとって、想像するに描画技法は​画家の命ともいえるのではないか?
 簡単な言い方をして大変恐縮だが、油彩や水彩にしても、言葉で​いうと単純に聞こえるだけで、実際はそこからその画家独自の描画技法をあみ出していると思う。それは他人にはその作品を実際に観な​いと感じられない領域だと思う。
 描画技法は何だってよい、構わないという画家、画商、鑑賞者は、ど​んな立場(描く、売る、観る、買うなど)で、どういう意味合いで​言っているのだろう。
 少なくとも売る立場の画家、画商が、買う側に説明の必要はない​という意味で、描画技法はどうでも構わないと言っているとしたら、そ​の姿勢を疑う。


tenshijunreitenshido at 11:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote