Junk
2010年03月17日 04:44
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によりますと、レトロ(Retro)とは、
retrospectiveの略語で、回顧、懐古趣味のことらしいです。
日本では、1920年代から1950年代までを懐古したレトロブームが1986年から数年間に渡ってあったそうです。
第二波2000年初頭からのレトロブームの対象年代は1955年から1975年のようです。
現時点では、懐古趣味の対象となる古さは、90年前から35年前までと幅広くなりましたが、現在に至っているレトロのムーブメントは、55年前から35年前の、昭和30年代から昭和40年代が対象だそうです。
ところで、最近の青空骨董市では、骨董品はおろか昭和30年代までのレトロ物も少なくなってきて、昭和40年以降に製造された物が多くなりました。
人は誰でも、40歳くらいになれば、子供の頃の昔を懐かしく想う年頃です。懐古趣味は新たに中年になった人たちに芽ばえるので、衰えることもないでしょう。そして中年は大人買いをする余裕もできたりします。
昭和40年代に人気が移ったというよりは、昭和30年代以前の物も品薄なので、レトロブームにあやかって、今のうちに昭和40年代生まれの中年をターゲットにその頃の郷愁をさそう品物も売り始めたという印象です。
※ブーム (boom)…突然人気が出ること
※ムーブメント (movement)…動向
2010年03月14日 00:44
西洋の骨董品、アンティーク(Antique)は、欧米では、製造されてから100年以上のものと定義されています。その年数に満たない物は、ヴィンテージ(vintage)とか、ジャンク(junk、廃品・がらくた)に分類されるそうです。
ビンテージはもともとワインの製造年代を意味する言葉で、ワインにより基準はまちまちでも、年代があり、質が良く、収集家に人気があるものに限定されるそうで、年代ものでも品質に難があったり、人気のないものには使われないそうです。
日本では、100年以上経っているか判らなくても、100年未満でも、古そうなだけでアンティークと呼んで売っていますので、100年以上経っているアンティークをお求めになる場合には購入前に確認したほうが無難です。