2008年07月13日 03:55
陶板画に纏わるシンクロニシティ・3
2008年4月下旬に東京プリンスホテルで開催されたザ・美術骨董ショーを今年も見に行きました。
国内外より、約200社が参加し、日本を始め、世界各地より集められた古美術品から現代美術まで、およそ30万点の美術品が展示即売される、日本を代表するショーとか。
国内外より、約200社が参加し、日本を始め、世界各地より集められた古美術品から現代美術まで、およそ30万点の美術品が展示即売される、日本を代表するショーとか。
伊豆高原 【天使のいる回廊 天使巡礼 天使堂】 追夢人とシンクロニシティ
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追夢人のお目当ては、第一にマリアさまの陶板画、アッ、天使も…(笑) それ以外はサーっと横目で流しますけれど、他のアイテム、たとえば、ブロンズや木彫りの天使とか、ロシアイコンなどで、よいものは光っているので目に付きますから、ほとんど見逃すことはありません。
去年はマリアさまはあまり無かったように記憶していました。今年も、あっても10点くらいしかないと思っていました。その中で気に入るのがある確率はとても低いのです。気に入っても手の届く価格帯となると望み薄なのは分かっていますから。場所代が価格に上乗せされている可能性もありますし…。
今年は珍しく、筆の質の高い『マグダラのマリア』さまの陶板画が2種類も目に留まりました。見上げている図柄(縦長の四角)と横たわっている図柄(横長の四角)です。大きさは異なるものの、2つずつありました。あるお店には両方ともありました。それは本当に驚きでした。
見上げている『マグダラのマリア』さまは、KPMとそれより一回り小さいドレスデンが、一点ずつ別々の店にありましたけれど、ドレスデンの絵付けがすばらしかったです。KPMの半額もしていませんでしたが、それでも手が出せません。泣く泣く、そのお姿を脳裏に焼き付けました。
あと、それは見事な木彫の金彩色の額縁に納められた黄金背景の聖母子の小さな陶板画で、喉から手がでるほど欲しいイコンでした。
その後の5月中旬、ヤ○オクで、窯名が不詳の、更に小さな(縦長の楕円)、見上げている『マグダラのマリア』さまが出品されました。絵付けの質は、ザ・美術骨董ショーで気に入ったドレスデンには及びもしませんけれど、7人の競争相手を振り切って落札できました♪
落札価格はドレスデンの20分の1もしませんでした。KPMのほぼ50分の1です(爆)
その後すぐ(6月上旬)には同じ出品者から、KPMで横たわっている図柄(横長の楕円)が出品されてまた吃驚しました。
すると別の出品者がそれに続くように、フッチェンロイター窯のムリーリョの『無原罪の御宿り』の陶板画を出品されました。ムリーリョの『無原罪の御宿り』のマリアさまは、ブログ【天使のいる回廊 天使巡礼 天使堂】の一番最初の画像、跪いている天使の次に載せているほどだったので、こちらに入札して、少し熱くなってがんばったのですけれど、結局、及びませんでした。
その翌日の晩、オークション詐欺のようなメールが届き、後味の悪い思いをして、マリアさまの陶板画に纏わるシンクロニシティは幕を閉じるかと思いきや、その後は、木の葉も揺れることなく、ささやかな現代の工芸的な可愛く小さな陶板イコンを2つと、つい先日は小さな木製の金色三連イコンを1つを、懲りずに落札しました(笑)
実は、小さな金色三連イコンは、追夢人が最初にイコンというものに興味を持ち始める切っ掛けとなる原点なのでした。
去年はマリアさまはあまり無かったように記憶していました。今年も、あっても10点くらいしかないと思っていました。その中で気に入るのがある確率はとても低いのです。気に入っても手の届く価格帯となると望み薄なのは分かっていますから。場所代が価格に上乗せされている可能性もありますし…。
今年は珍しく、筆の質の高い『マグダラのマリア』さまの陶板画が2種類も目に留まりました。見上げている図柄(縦長の四角)と横たわっている図柄(横長の四角)です。大きさは異なるものの、2つずつありました。あるお店には両方ともありました。それは本当に驚きでした。
見上げている『マグダラのマリア』さまは、KPMとそれより一回り小さいドレスデンが、一点ずつ別々の店にありましたけれど、ドレスデンの絵付けがすばらしかったです。KPMの半額もしていませんでしたが、それでも手が出せません。泣く泣く、そのお姿を脳裏に焼き付けました。
あと、それは見事な木彫の金彩色の額縁に納められた黄金背景の聖母子の小さな陶板画で、喉から手がでるほど欲しいイコンでした。
その後の5月中旬、ヤ○オクで、窯名が不詳の、更に小さな(縦長の楕円)、見上げている『マグダラのマリア』さまが出品されました。絵付けの質は、ザ・美術骨董ショーで気に入ったドレスデンには及びもしませんけれど、7人の競争相手を振り切って落札できました♪
落札価格はドレスデンの20分の1もしませんでした。KPMのほぼ50分の1です(爆)
その後すぐ(6月上旬)には同じ出品者から、KPMで横たわっている図柄(横長の楕円)が出品されてまた吃驚しました。
すると別の出品者がそれに続くように、フッチェンロイター窯のムリーリョの『無原罪の御宿り』の陶板画を出品されました。ムリーリョの『無原罪の御宿り』のマリアさまは、ブログ【天使のいる回廊 天使巡礼 天使堂】の一番最初の画像、跪いている天使の次に載せているほどだったので、こちらに入札して、少し熱くなってがんばったのですけれど、結局、及びませんでした。
その翌日の晩、オークション詐欺のようなメールが届き、後味の悪い思いをして、マリアさまの陶板画に纏わるシンクロニシティは幕を閉じるかと思いきや、その後は、木の葉も揺れることなく、ささやかな現代の工芸的な可愛く小さな陶板イコンを2つと、つい先日は小さな木製の金色三連イコンを1つを、懲りずに落札しました(笑)
実は、小さな金色三連イコンは、追夢人が最初にイコンというものに興味を持ち始める切っ掛けとなる原点なのでした。
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