2009年11月13日 16:44
西洋陶絵付けの豆知識
西洋陶絵付け(チャイナペインティング/ポーセリンペインティング)の豆知識
ポーセリンアート茉莉花さまのホームページを参考にさせていただきました。
上絵付け(オーバーグレーズ)…チャイナペインティング一般
釉薬の掛かった磁器の表面に専用絵の具で描いた絵を窯で約800℃で焼成して釉薬に絵の具を定着させる。焼成前の絵の具と色味が大きく変わらない。
ヨーロピアン・スタイル…マイセン、ヘレンドなど
↑ドレスデン?の陶板画
↑窯名不詳
アメリカン・スタイル…?
↑窯名不詳
下絵付け(アンダーグレーズ)…日本の染付け(和陶絵付け)
素焼きの素地に呉須(原料が酸化コバルトの絵の具)で描いた絵に透明釉をかけて本焼(高火度焼成)する。
イングレーズ
釉薬の上に専用の絵の具で描いた絵を釉薬が溶けかける高温(1250℃位)で焼成し釉薬の中に絵の具を滲みこませる。大倉陶園ではシンク・インと呼ぶ。
↑ドイツ窯名不詳
↑K.P.M.
装飾技法
金彩(金液使用)、盛り(盛上剤使用の金下盛り、オールドノリタケのイッチン盛り)、箔、チップ・オフ、マーブルローション・クラックローション、ラスターなど。メタリック効果をだすには雲母を使用。
↑窯名不詳
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