2011年12月02日 22:44
真向かいの位置に落ち着いたという話
先日、客人を画廊珈琲Zaroffに御案内しようとした時、初台駅の近い改札から出やすいように調布駅の上りホームの後方から京王線の特急に乗った。明大前で下車して、各駅停車に乗り換えないと初台駅にはとまらない。
次に来た各駅停車に乗ったのにそれは笹塚駅から新宿まで停車しなかった。乗り慣れないから、都営新宿線の直通に乗換えないと初台にはとまらないことをすっかり忘れていた。
新宿駅から仕方ないので、階段を上り下りして隣のホームの通路を歩いて、更に長いエスカレーターを下って新線新宿駅のホームに向かった。
初台駅では結局、下りホームの後方で下車することになったから、ボヤキながら、ホームから改札までの階段を上ろうとして、客人にこの階段でよいのか声を掛けられた。はっとして案内板を見たら東京オペラシティ方面への出口だった。
前回、独りで、やはり新宿駅から来た時、ここから出てしまって、Zaroffとは甲州街道を挟んで反対側だったので、陸橋を渡って遠回りしたのだった。また間違えるところを助けられた。
前回来た時の帰りも、明大前で井の頭線に乗換て、下北沢で更に小田急線に乗り換えるつもりが、気付くと乗った電車は新宿駅だったりして、慌てて下りの電車に乗り換えて戻ったりした。
最近、こういう間違いの頻度が増えている。
画廊珈琲Zaroffの展示を見終えて、客人が新宿から地下鉄乗換なので、私も新宿まで同乗して、ホームで見送ってから、その日は新宿駅から小田急線に乗り換えることにした。
新宿駅で下車して、ホームから階段を上り、更にエスカレーターがやけに長いと感じながら、上に着いてやっと気付いた。
そこは新線新宿駅の改札だった。また新線という意識が抜け落ちていたのだった。来た時と同じ通路を通って新宿駅のホームに出て、そこで客人と別れた。
私は近道と思って、一端、JRへの連絡の改札を通過して通路を抜け、小田急の連絡の改札を通過しようとしたら、扉が閉まってしまった。小田急線の改札の係員に訊くと京王線とは連絡してないそうで、一端ホームの外に出ないと入れないと言われた。
仕方ないので、直ぐ近くのJRの改札から外へ出ようとしたら、また扉が閉まって出られない。今度はJRの改札の係員に訊くと、東口の出口でないと出られないという。
せっかく近道をしようとしたのにもかかわらず、あの長い新宿駅を横断して反対側の改札を出て、直ぐに入口からパスモでタッチして再入場して、またホーム下の人波で混雑した長い通路をてくてく歩いて小田急線への連絡口に舞い戻ったのだった。
結局、遠回りして時間もロスしてしまった。一番早い快速急行のホームで電車待ちの列に並んだ。しばらくしてなぜか隣の人が別の列に移動したので、後ろにいた人が前に進んで私の隣にきた。小さな小さな十字架のペンダントを首にしていた。
そういえば、その前々日、私は車内で端から三番目に座っていた。電車が停車して、端の2人が下車して、若い娘さんが4人乗車してきた。席を譲りあいながらそのうちの2人が座った。私の前も、右斜め前も人は立っていなかった。左斜め前の娘さんの隣に立っている娘さんは十字架を首からかけていた。まあ近いと一応想うことにした。
次の停車駅で私の右隣の席が空いたので、そこにずれて私は座り直したから、左斜めの娘さんが私のいたところに座った。
すると座り直した私の真向かいの座席の人が続いて直ぐ下車していったので、私はそちらに移動してあげたから、十字架をした娘さんも他の娘さんと揃って4人並んで座われたので、結果的に十字架が私の真向かいの位置に落ち着いたという話(笑)
前振りが長くてどうもすみませんでした。