2015年02月15日 07:44
「コレクター」という呼称、解りやすそうだから、つい使ってしまうけれども…
はっきり言って、あまり好きな用語ではない。
コレクションの投機目的は少ないとは思うけれども、資産目的は少なくない
気がする。
絵画の場合、資産とか想っているのは、妄想か、大方、詐欺に近いと思う。
つまり、ほとんどお蔵入りさせて、死蔵する訳だから。
それを薦める人は一部にいるし、それを聞いて期待してしまう人は多そうだ
けれども、とても気持ち悪い。
またコレクター中に購入が支援になると、若手の絵描きの絵画を単純に薦める
人達も一部にはおられるけれども、反面、若手に本人の実力を勘違いさせる、
解かり易く言うと、つまりは思い上がらせる場合もあり得る。
なにより若手の絵画を死蔵させるようなコレクターが言っているとしたら何の
説得力もない。
絵画は、飾られ鑑賞されて生きるものと想うから。
もちろん購入した絵画をどうするかはご自由ですけれども、だからこそ敢えて
憎まれ口をきいているのですよ!